こんにちは、浅草橋の美容室アコール代表の中澤です。
今年に入り、値上げの話をよく耳にする様になりました。
原材料価格の上昇や急速な円安など、様々な理由があるのでしょう。
そして美容業界でも少しづつですが、影響が出て来ている模様です。
光熱費も上がり、自分の日常生活での支出が増えると、自店の値上げも考えざるを得ません。
お客様にも「値上げしないの??」や「大丈夫なの??」など、おそらく心配してくれているからこそのお言葉をいただきます。
そして僕はこう答えておりました。
「食べていけているので今は大丈夫です。」と。
僕の勘違いでなければ、心配していただけるのは有り難い事でございます。
実は値上げに関しては、コロナ前から考えておりました。
なんなら開業当初から考えていたので、かれこれ7年考えております。
自分にとって値上げは経営難になってからやるのではなく、自分の価値を高める事であり、挑戦と探求だと思っております。
これはもともと思っていた事ですが、先日前職の師匠と話しをした時にも言われた事でもありました。
「お前、それでいいのか」と。
言われてみたら20数年前からカット料金5,000円(税別)でやっており、一時もっと高い時すらありました。
当時に比べ衰えたものより、得たものの方が多く、できる事の深さも幅も上がっております。
なのに未だにお値段据え置き。
これでいいのかと自問自答しつつ、経営が成り立っているのに値上げをする必要はないとも考えしまいます。
さてどうしましょうか。
結論から申し上げますと、カット料金の値上げは考えております。
ですが今すぐではございません。
この現在のタイミングではなく、世の中の景気がもっと目に見えて良くなってから行うべきなのではと思う次第であります。
カット料金以外は、カラー、パーマ、トリートメントなど、商材のあり得ない程の値上げがなければ上げません。
ですが経営難になったらわかりませんので、その時はお許しください。
物価の上昇や社会情勢、世間の荒波に関係のないお店づくりをして行く事が目標でもあります。
ですが、一美容師として成長したい思いもございます。
カット料金の値上げは、美容師としての価値が上がった時と認識していただければ幸いです。
価値が上がってから値上げするのか、価値を上げるために値上げするのか。
それも自分次第でございます。
正直なところ、びびって値上げ出来ないのは、ここだけの話です。
こんな私ですが、これからも温かく見守っていただけたら嬉しい限りでございます。
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