千利休が「一期一会」の場を作る為に、7つの心遣いとして奨めたのが利休7則。これって、まさにプレゼンの際に必要な心遣いになっていると思いますのでご紹介します。
・茶は服のよきように
・炭は湯の沸くように
・夏は涼しく、冬は暖かに
・花は野にあるように
・刻限は早めに
・降らずとも雨の用意
・相客に心せよ
数百年も伝えられてきた、この言葉。やっぱり奥深さがありますよね。相手と素晴らしい一瞬を作り出すためには、自分は何をやればいいのかが整理されていると思います。この7つの言葉の意味は、利休七則 に書かれています。こちらを参照してください。
・茶は服のよきように ……「事を行うには、相手の気持ち・状況を考えて。」
・炭は湯の沸くように……「準備・段取りは、要となるツボを押さえて。」
・夏は涼しく、冬は暖かに……「ものの表現は、本質を知り、より簡潔に。」
・花は野にあるように……「もてなしは、相手を想う心で。」
・刻限は早めに……「ゆとりは、自らの心掛けによって。」
・降らずとも雨の用意……「備えは、万人の憂いを想定して。」
・相客に心せよ……「何事に接するにも、無垢な心で。」