こんにちは、浅草橋の美容室アコール代表の中澤です。
最近よく耳にする『脱白髪染め』『白髪ぼかし』などの文字。
何故か頻繁に私のSNSの広告にも出て来ています。
お年頃だからでしょうか。
添付してある画像を見ると、おそらくブリーチしてから流行りのグレージュ(グレーとベージュ)をかぶせている、いわゆるダブルカラーと推測します。
SNSで出てくるものは、ハイライトのチップの取り方や入れ方が絶妙で、かぶせているグレー系の調合も素晴らしくとてもキレイです。
ですが、やはり広告。
プロが仕上げるツヤやまとまり、カメラ技術で、素材を最大限に引き出しています。
きっとこの写真を見たら、「これ、やりたい!」となるでしょう。
そしてやはりお客様から、よく質問される案件であります。
その度に答えているのは、
・ブリーチするので少なからず傷みます
・髪質にもよりますが、早ければ2週間で色落ちします
・こういう写真のツヤやまとまりは、プロが仕上げいるからです
と。
でも、この自分の固定観念が間違っていて、ブリーチを使わない方法や、新しいカラー剤で色持ちが劇的によくなっている可能性もあります。
まさかの美容界の技術革新。
そこで、調べに調べて原宿にある、専門店に行って参りました。
約一年半振りの美容室は恥ずかしながら緊張します。
早速カウンセリングをして、仕上がりのイメージを擦り合わせていきます。
隠すつもりはないのですが、美容師とわからぬ様に専門用語を使わず確認していきます。(担当者様に気を遣わせないため)
ケアブリーチ(+2,200円)と言うのを提案していただき、なんと90%以上のダメージを軽減出来るそうです。
それは試さないと。
でもやっぱり白髪ぼかしの正体はブリーチでしたが、本当にダメージが90%以上も軽減するのかは楽しみです。
ハイライトは手慣れた様子で進み、置き時間は、前に伺った秋葉原のカラー専門店と同様の40分。
もう長置きはマストなんですね。
ブリーチした順番で色の抜け具合が変わるので、最後の方に塗った範囲のみ、ドライヤーで熱して進行を促進させます。
これも昔と変わらぬ技法。
いい感じで色が抜けたら、シャンプー台でお流し。
流した後にブリーチ用のトリートメントなるものをもみ込んでもらいます。
なんか嗅いだことのある香り。
この匂いは記憶にあり、多分シュワルツコ〇のファイバープレック〇の様な気がします。
そしてこれだとしたら我が美容室でも使っており、以前からあるブリーチ専用のヘアケア剤です。
席に戻り、被せるカラーの施術開始。
何かうちのお店でも取り入れられる事はないかと、模索しながら施術は進み、最終の仕上げに至りました。
所要時間約3時間、内訳はブリーチ1.5時間、オンカラー1時間、カットと仕上げで30分。
金額は24,200円(税込)ケアブリーチプラスの料金です。
残念ながら今回で大きな発見や、美容業の発展は見つかりませんでした。
やっぱりブリーチは傷むし、グレーやベージュなどの色の持ちや持たせ方も以前と変わらずでしたが、これは経過を見る事にします。
専門店ならではの、ハイライトの入れ方や、色の調合は見事で、経験の差があるなと感じました。
バレイヤージュやハイライトを用いた、脱白髪染めや白髪ぼかしを要望のお客様には、引き続き伝えて参ります。
・ブリーチするので少なからず傷みます
・髪質にもよりますが、早ければ2週間で色落ちします
・こういう写真のツヤやまとまりは、プロが仕上げいるからです
と。
でも仕上がりはキレイなので、イベント事や記念に、スポットで行うのはありかと思いました。
また気になる美容室やメニューがあれば、偵察に行ってきます。
改めて美容室って楽しいところですね。
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