【自己主張の強いわがままな人、ウワサ好きな人との賢い付き合い方】
「多くの人が集まる中には、さまざまなタイプの人がいます。仲のいい人や気が合う人とだけ、しゃべったり、行動をしたりすればいいのですが、自己主張の強いわがままな人やウワサ好きの人などとも、上手にコミュニケーションをとらなければなりません」(同)
特に自己主張が強いわがままな人とは、予想外のトラブルが起こったりして、心が疲弊することも少なくないはず。そんなときは、自分の言動を客観的にみて上手にコントロールし、相手に合わせて調整することが必要なのだとか。
「この調整を心理学では“自己モニタリング”と呼んでいます。自己モニタリングスキルを鍛えておけば、集団生活でのムダな対人ストレスがなくなるでしょう」(同)
<自己モニタリングのコツ>
・自分のしたいこと、やりたいことなどを主張しすぎず、相手がなにを望んでいるのかを聞きだし、うまく折り合いをつけること。
正面きってぶつかっても、いいことはなにひとつ生まれないと心得て。空気を読んでその場を上手に仕切り、乗り切るのがポイント。
また、人が集まるところには必ず、ウワサ好きな人がいるはず。職場で起こった事件やプライベートの出来事などを“内緒だよ”などと言って触れ回っているのを見ると、辟易としてしまう人も。
「ウワサ話好きの人は、好奇心旺盛でおしゃべり好きというだけでなく、他人に評価されたいという願望があります。話題をみんなに提供することで、情報に敏感なことをアピールして、自分の価値を上げたいと思っています。とはいえ、ウワサ話はコミュニケーションを円滑油になり、会話や交流のきっかけになることもあるので、邪険にしないほうがいいでしょう」(同)
人の文句などには加わらないほうがいいけれど、世間話のようなウワサ話には上手に付き合うことが正解みたい。
コツをつかんでほどよい距離感を保てれば、人間関係の悩みは消えるはず。賢く波を乗り切ろう!