これからの半年は貯金と勉強に費やします。
人と会い、本を読み、無駄な買い物と飲酒を控え、健康を考えた生活を送ります。
あんまり楽しくなさそうだが…。
ふと時間の使い方を考える。
今と言う限られた時間。
【ある手紙の紹介】
何気ない毎日を送っていると、その日が2度と戻らないことを忘れがちだ。そんな「1度しかない人生と2度とやり直せない毎日を大切に生きること」を思い出させてくれる1通の手紙がある。72歳のおじいちゃんが5人の孫に残した “人生で学んだ18の教訓が詰まった最後の手紙” が大きな話題となっているので紹介したい。おじいちゃんの言葉1つ1つを心み刻み付けて読んでほしいと思う。
2012年9月3日、米ニュージャージー州に在住していたアイルランド系で72歳のジェイムズ・K・フラナガンさんが、心臓発作のため帰らぬ人となった。ジェイムズさんは、同年4月8日の72歳の誕生日から5人の孫に宛てた手紙をしたため始め、手紙には彼が “人生で学んだ18の教訓” が書かれているのだ。以下が彼の手紙の内容である。
1. 自分は神様からの贈り物
自分が世界と家族にとって神様からの贈り物であることを忘れないで。特に人生に落胆した時や辛いことがあった時に思い出してほしい。
2. 失敗を怖れず生きたいように生きろ
自分の人生を思う存分生きることを怖れないで。例え人に、叶いそうもなくて変わった夢だと思われても、自分の夢なら追いかけるんだ。ほとんどの人が、他人がどう思うかという心配ばかりして、やりたいことをできずに人生を終えている。
君達が夢を語って、“もしうまく行かなかったら” なんてことを言う人は無視していい。人生で最悪な事は、過去を振り返って「あの時こうしておけば、ああしておけば……」と後悔することなんだ。リスクを冒して失敗したっていいんだよ。
3. 人間は誰でも一緒
世界中の誰もが普通の人間なんだ。中には豪華な暮らしをして高い地位に就いているからといって、人より偉いと思っている輩もいるだろう。だけど、そんな人でも同じように怖れや疑念、希望を抱いていて、お腹も空けば眠りもする。普通の人間である権力者に反抗することを怖れず、しかし賢く立ち回ること。
4. やりたいことリストを作る
人生でやりたいことをまずリストにしなさい。旅したい場所、身につけたい技術や習いたい言語など、全て書き出して毎年1つずつ実行すること。「明日(とか来月、来年)やろう」と言っていると、何もしないまま終わってしまう。人生に “明日” はないことを覚えておいて。
5. 子供をとにかく誉めること
アイルランドのことわざに、「子供を誉めろ。そうすれば子供は伸びる」とある。子供ができたら実践してほしい。
6. 人に優しく助けの手を差し伸べて
いつも人に親切に、特に社会的弱者と子供達に助けの手を差し伸べてあげて。誰もが悲しみを抱えて、哀れみの心を必要としているのだから。
7. 戦争には行くな
殺しを訓練する軍隊や組織には入らないで。戦争は悪だ。戦争はいつだって、政治家が若者を騙して殺し合いをさせる。書類にサインをして戦争を始めた人は、同じようにペンと紙で戦争を終わらせるだけだ。
8. 本を読むこと
できるだけ本を読むこと。読書は知識を増やせてインスピレーションを与えてくれる。
9. 誠実さが大切
いつでも誠実でいることを心がけて。
10. 旅をすること
できるだけ旅をしよう。特に若い頃にするといい。 ”じゅうぶんなお金が溜まったらとか、時期が来るまで” と言い訳して待ってはいけない。今日パスポートを取りなさい。
11. 好きなことを仕事にする
自分の好きな仕事や職業を選ぶこと。難しいことだが、仕事は喜びであるべきなんだ。お金を理由に仕事を選んだら、魂がむしばまれてしまう。
12. 人に怒鳴らないで
怒鳴っても効き目はないどころか、お互いを傷つけるだけだ。私は怒鳴るたびにいつも失敗していた。
13. 子供に約束を守って
”できない事をできる” と言わずに、子供にはいつも約束を守ってほしい。子供はいつでも真実を求めるから、愛と優しさをもって本当のことを伝えることだ。
14. 愛について嘘をつかない
愛していない人に「愛している」と言ってはいけない。
15. 自然と調和する
できるだけ外に出て山や森、海や砂漠に行き、自然と触れ合いなさい。自然と調和した生活は魂を潤わせてくれるから。
16. 家族のルーツを探る
家族のルーツであるアイルランドを訪れて、特に西側のロスコモン州とクレア州、ケリー州に行ってみるといい。
17. 愛する人に感謝の気持ちを伝えて
言えなかったと後悔する前に、愛する人を抱きしめてどれだけ大事に思っているか今伝えること。
18. 人生は二度と戻らない日の積み重ね
アイルランドに「人生は1日だけだ。その日は2度と戻らないのだから」ということわざがある。毎日この言葉を忘れずに人生を送ってほしい。
おじいちゃんから、こんな素晴らしい手紙を貰えた孫達は本当にラッキーだ。一度しかない人生を後悔のないよう生きるためにも、我々も心にしっかりと刻みつけておきたいものだ。