別に詩人でもロマンチストでもありません。ただ格好良さげなブログタイトルをつけるのは好きです。
さて昨日の雲間から見え隠れする月も風情があって良かったのですが、今日は中秋の名月。若いスタッフは誰一人知らない残念な始末…。
僕も十五夜を語れるほど熟知している訳ではございませんが。
そして明朝6時前から全米オープンの決勝に錦織圭さん。
スポーツ観戦が3度の飯より好きな僕にとって、新たな楽しみをつくってくれた錦織選手に感謝!
出勤時間ギリギリまで応援します!
月より早寝!
【「中秋の名月」つまり「十五夜」は、例年より早い9月8日、本日です!】
「中秋の名月」は月が一番きれいとされる日に、お団子やススキを備えて秋の実りに感謝するという風雅な記念日です。
さて「月が綺麗ですね」ってご存じですか?
ネットでもずいぶん話題になりましたが、“I love you.”というストレートな愛の言葉を、夏目漱石が日本人らしい奥ゆかしさを含んで訳したのがこのフレーズ。
つまり「あなたを愛しています」を遠まわしに伝えているんですが、奥ゆかしすぎて、知ってないと絶対に気づかないですよね。
そんな風に、日本では昔から使われている言葉に、「ダイレクトに言わない」隠語的な表現があります。
例えば「トイレに行ってきます」。
登山用語で、女性は「花を摘みに行く」、男性は「雉(キジ)を撃ちに行く」と言うんだそうです。
女性はしゃがんでる感じが伝わりますよね! 男性は……なんなんでしょうかね。そんなに立派なの? 撃っちゃうの? と、いろいろ思うところはありますが、とりあえず男性的な表現ではあります。
それって本当に使うのかなぁといまいち疑惑だったのですが、私の父の登山グループ(50~70代)では使っているそうです!
別に「トイレ!」って恥ずかしくて言えないわけじゃないでしょうが、あえての言葉遊びを楽しんでいるのかもしれませんね。
ずいぶん上から下まで話がそれましたが、みなさんも今日は大好きな人に「月が綺麗ですね」って言ってみては? 気づかれないかもしれないですけど。