気がついていたらすっかり日常に戻ってしまっておりましたが、実は9月の半分ほど仕事をさぼりタンザニアで過ごしていました。
今となってはタンザニアのお酒『Konyagi』を飲むたびに、鏡に映るタンザニアの紫外線に負けてしまった荒れた唇を見るたびに、あの日々を思い出します。
9月1日(土)
レンタルでお願いしていたリモワのスーツケースが届き、その夜パッキングを済ませました。
厳選した荷物も上手くまとまらず苦戦しましたが、頑丈なくせに伸び縮みする不思議素材のリモワ。最終的には体重64kgをかけ、スーツケースに座り込みなんとか完了。
荷物を持って体重計に乗ると83,5kgだったので、重量超過はないと安心しこの日は就寝。
9月2日(日)
通常業務を終えて長期休暇用の片付けをし帰宅。21:00に自宅を出発して羽田空港へ。
到着してカタール航空の窓口でチェックイン、すぐに出国手続きを済ませ、事前に調べていたみずほ銀行の窓口で米ドルに両替しました。みずほ銀行が1番レートが良いとの噂だったので。
ビールを飲みながら友人に出発の報告をし待機しておりました。
そして案内を待ち機内へ。ドキドキとワクワクが止まりません。
9月3日(月)
00:01定刻通りにドーハへと出発。
到着予定時間は5:25です。時差6時間なので日本時間なら11:25でしょうか。約11時間半のフライトが始まりました。すぐに機内食がありその後就寝。機内食は美味しかったです。目が覚めて時間を確認するもまだ到着まで6時間以上ありました。
退屈するもアジア映画の中で邦画もあり『火花』『嘘を愛する女』で時間を稼ぎました。到着間際にお手拭きを頂いたお隣のご婦人からタンザニアへの激励をもらいました。ご自身はイギリスに向かい、キリマンジャロを目指す人は自分の周りにいないとのこと。ちょっと複雑ですが嬉しい限りです。
現地時刻で5:30頃にドーハ到着。次はナイロビを目指します。
ドーハの空港は広いので探索しがいがありますが、荷物を増やしたくなく、お腹も空いていないので、安定のスタバでコーヒーを注文。手持ちの文庫本『大相撲殺人事件』とともに待ちます。
現地時間で出発時間は8:15で、やはり予定通りです。さすがにナイロビ行きに搭乗している日本人はおりませんでしたが心細さはなく、このマイノリティがたまりません。
ドーハからナイロビの機内食も美味しくいただき、6時間のフライトは何事もなく快適に過ごせました。
ナイロビの時差も6時間なので、日本時間ではすでに9月4日に近いのですが、現地ではまだ14:10。そしてこの先の出発時刻は23:50。何もないジョモ・ケニヤッタ国際空港で約9時間を過ごします。うろうろしている中で気がつくと日本を離れてからすでに24時間が経過してます。
ビザもないので空港から出られず、カフェも少なく動けるスペースも限られているので疲れましたが、キリマンジャロに想いを馳せ乗り切りました。
9月4日(火)
ここからは現地時間でいきます。
3:10に予定通りキリマンジャロ空港に到着。途中ザンジバルを経由する事を知らずに焦りましたが、言われるがままに機内に戻り、次にはちゃんとキリマンジャロと指示を受けて無事に着きました。
荷物を受け取り、ゲートを出ると漢字で『中澤』と書かれたプレートを抱えた方がトイレから登場。
レイモンドというこのドライバー。お願いしていたツアー会社のポロシャツを着ています。
挨拶を済ませ、アルーシャのホテルを目指します。このレイモンドさんもアルーシャに住んでるとの事。
空港を出て約40分。深夜のため景色を楽しめないまま宿泊先であるアルーシャのホテルヴィーナスに到着。
時間は4:30。
深夜に申し訳ないのでドライバーのレイモンドにチップをUS5ドルを渡し、別れて就寝。
やっとスタート地点に到着しました。
眠りも浅く息をつかせぬまま10:00にホテルロビーにてブリーフィング。
キリマンジャロ登山の行程、荷物を確認してもらいます。
結局トレッキングポールと水筒とフリースが絶対に必要との事で、無理矢理レンタルさせられる事になりました。レンタル料は合わせてUS20ドル。「いらないから持って来なかったのに」と思いつつも言葉で思いも感情も伝えられず言われるがままに。
登山開始は明日。まだ眠いのですが、ランチを一緒にしてお土産を見に行こうととの誘いを断れず、タンザナイトというタンザニア産の宝石店に連れてかれ疲労。アフリカ料理店で魚料理と現地料理をご馳走して疲労。(味はとても美味しかったです)
途中にある紫の花を咲かす『ジャカランダ』という木は美しかったのですが、どうやら宮崎県などでも見られるようです。
16:00過ぎにホテル戻り、ルームサービスでビールを2本頼み、明日の準備をしました。
集合は明日、ホテルのロビーに8:00。
機内の疲れも癒すべき20:00前には就寝しました。
明日からいよいよ念願のキリマンジャロ登山。
おかげさまでぐっすりと眠ることができました。
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