『沢木耕太郎氏』や『たかのてるこ氏』の書物に影響されて、海外旅行やバックパッカーに憧れた20代。
ドキドキで行った1人旅でのタイやインドが懐かしい思い出です。
『高橋歩氏』や『植村直己氏』今年お亡くなりになった『栗城史多氏』などの作品にも影響を受け、冒険や挑戦をする事がどれだけ尊い事かを教えてもらい、どうやったら人生を楽しく過ごせるかを考え、そもそも何に挑戦していくかを模索していた30代。
富士登山やエアーズロック、バンジージャンプやフルマラソンなど、自分にできる範囲での冒険や挑戦をしていました。
いつかは『エベレスト登頂』と、思いを馳せていた憧れの海外登山。
キリマンジャロは、特別な訓練や登坂技術がなくとも、素人が挑戦出来る最高峰と知ったのが約5年前。
サービス業で、しかも雇われ者のうちは絶対無理と思っていましたが、独立開業した今、ようやく目標の一つを叶えられる状況になりました。
2018年4月に目処が立ったので下調べを開始。
「パックツアーを申し込んだら冒険ではなくなるので邪道」と間違った見解を持っている僕は、まずは航空券だけをを申し込みました。(運賃/空港税合計121,930円)
【キリマンジャロ行きのフライト】
カタール航空 QR813便 Nクラス
2018-09-03 0001 [東京]羽田空港発
2018-09-03 0525 [ドーハ]ドーハ・ハマド国際空港着
カタール航空 QR1335便 Nクラス
2018-09-03 0815 [ドーハ]ドーハ・ハマド国際空港発
2018-09-03 1410 [ナイロビ]ジョモ・ケニヤッタ国際空港着
ケニア航空 KQ436便 Tクラス
2018-09-03 1830 [ナイロビ]ジョモ・ケニヤッタ国際空港発
2018-09-03 1930 [キリマンジャロ]キリマンジャロ国際空港着
↓6月中頃にケニア航空KQ436便が欠航になり、KQ492便に変更
ケニア航空 KQ492便 Tクラス
2018-09-03 2350 [ナイロビ]ジョモ・ケニヤッタ国際空港発
2018-09-04 0310 [キリマンジャロ]キリマンジャロ国際空港着
(トランスファーは4時間20分から9時間40分に)
【キリマンジャロから帰りのフライト】
カタール航空 QR1354便 Oクラス
2018-09-12 1735 [キリマンジャロ]キリマンジャロ国際空港発
2018-09-12 2355 [ドーハ]ドーハ・ハマド国際空港着
カタール航空 QR806便 Oクラス
2018-09-13 0220 [ドーハ]ドーハ・ハマド国際空港発
2018-09-13 1840 [東京]成田空港着
2018年5月に入り、持っていくものと必要そうな物を揃えはじめました。
【バック/ポーチ】
・リュック(山と道:THREE:Coyote Brown:Mesh)
・サブバック(ARC’TERYX:Carrier Duffel 55:Black)
・サコッシュ(山と道:Yamatomichi Sacoche)
【衣】
・登山用パンツ(山と道:Winter Hike Pants:M:Black)
・手袋(ブラックダイヤモンド:クラッググローブ)
・登山靴(LA SPORTIVA TRANGO TOWER GTX)
【その他】
・マット(山と道:Minimalist Pad)
・サングラス(SWANS:WA7-0151)
・ヘッドランプ(PETZL TIKKA)
・変圧器(海外国内両対応電源変換プラグ BFタイプ)
・水筒(THERMOS 山専用ボトル ステンレスボトル 0.9L ブラック)
・カメラ(写ルンです 1600 Hi-Speed)
【レンタル】
・スーツケース(16日間:8,550円:リモワ サルサエアー 80L アイスブルー 4輪)
アタック用行動食やチップ用のポチ袋、手土産や足りない下着類など、他にも買い足したものはありますが、目的は自身の記録と、今後キリマンジャロ登山をする方の参考になればと記載しておりますので、細かいものは割愛させて頂きます。(帰国後改めて持ち物と必要な物などを整理して記載する予定です)
2018年6月にはキリマンジャロ登山ツアーを申し込みました。
航空券を手配した時は「登山ツアーは現地で申し込む」と決め込んでいたのですが、スワヒリ語はもちろん英語もろくに出来ないので「ぼったくられたら」「高山病になったら」「そもそも登れなかったら」などと不安が大きくなり、結局は日本人が在中しているツアー会社にお願いする事にしました。(キリマンジャロ登山マチャメルート6日間ツアー:空港からホテルまでの送迎:滞在期間中の宿泊:2,350USD:レート113.72円:手数料1,750円:合計268,992円)
・F&K カルチャーツアー アンド サファリ
7月に予防接種とビザの申請に行ってきました。
予防接種は「受ける順番がある」「予約が取りにくい」などを聞き、慌てて手配をしました。
・破傷風/A型肝炎(日比谷クリニック:初診料と破傷風とA型肝炎で14,688円、2回目のA型肝炎が8,640円)
・黄熱病(日本検疫衛生協会 東京診療所:12,300円)
本来タンザニアへの渡航に予防接種は義務付けられていないのですが、ケニアでは黄熱病の予防接種が必要だそうです。ナイロビ空港での滞在時間が12時間以内であれば、それも必要ないのですが、行きの便が変わり、次の乗り継ぎまで約10時間もあるので、語学力がなく、いざという時に何の説明も出来ない僕は、安全のために打っておく事にしました。また推奨されている破傷風とA型肝炎もついでに打った次第です。
ビザ取得は郵送やらキリマンジャロ空港での取得も出来のですが、何でもやりたがりの僕は、用賀駅から15分程歩いたところにある『タンザニア大使館』まで行きました。申請が午前中(9:00〜12:00)で受領が午後(13:00〜16:00)と決まっているのですが、やりたがりのくせに面倒くさがりの自分は確認をせず、午後に申請をしに行ってしまい無駄骨となりました。今年初めて聞いた蝉の鳴き声は初夏の用賀です。蝉の声を聞くたびに、大使館に向かった無駄足を思い出すはずです。
余談ではありますが、後日(中4営業日後)受領に再訪すると、以前は待合室にあるテレビモニターにタンザニアらしき大自然の迫力ある風景が流れておりましたが、今回は同じモニタに、おそらくYouTubeも見られるのでしょう、『ヒカキンのスーパーマリオオデッセイ実況Part8【都市の国】』が流されており、無表情だった受付のお姉さんが、すごく身近に感じることができました。
ツアー会社への支払いが初めての海外送金で戸惑っていたのもこの時期です。楽◯銀行からなら国内の振り込みのように簡単と思っていたら大間違いでした。
面倒くさがりなので、銀行口座の住所変更をしていなかったため手続きを進められず、マイナンバーの登録も必要なのですが、顔写真がないので別の顔写真付きの身分証明書を送らないと進められず、四苦八苦しておりました。
ツアー会社にはお詫びと経緯をメールで説明して承諾して頂きましたが、すでにここで日本語でやり取り出来る事に助けられるとともに、こんな段階で苦戦していて大丈夫かと、この先を不安に感じた瞬間でもありました。
チップ用になるべく細かく両替をしました。
少しでも喜んでもらえるように、日本らしいポチ袋に入れて準備します。
ひとまず相場の最低ラインで、ガイド1日10$、コック1日7$、ポーター1日5$で計算し、当日の働きで増やしていく予定です。
8月に入ってそれなりに準備は整い、体力づくり身体づくりのためにジョギングを再開し、週3回10kmをノルマとしトレーニングに励んでおります。
また挨拶程度のスワヒリ語と、登山中のコミュニケーションのための英語習得のため教本を揃えましたが、未だに開いておりません。
今から勉強しても身に付く自信がないので、長時間のフライト中にでもしっかり読もうと思いますが、きっとこのパターンは最後まで教本を見ず後悔するやつです。
とにかくせっかくの体験なので、面白おかしく過ごせる様に準備を進めて参ります。
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