働く女性の事を考えます。
【男性はわかってない!? 女性が「働きにくい」と感じる本当の理由】
最近、“働く女性”が活躍している場面に出会う機会が増えましたよね。
一昔前では、考えられなかった光景です。女性の社会進出が多岐に渡るようになり、果たして、労働環境も女性に優しいものに変わりつつあるのか?
今回は、現代の日本の労働環境について、楽天リサーチが20歳~69歳の男女1,000名に行ったアンケート結果をもとに“日本女性の労働環境”の現状を見ていきたいと思います!
■日本が将来女性に働きやすい環境になっていく“変化”を感じる?
「感じている」・・・22.5%
「感じていない」・・・41.3%
「どちらとも言えない」・・・36.2%
という結果に! あなたはどうですか? 働く女性として働きやすい環境になっていく“変化”を感じられますか? 筆者自身、働く女性としては、なかなか厳しいのが現状ではないかと考えます。
“変化を感じている”人はどのような点についてそのように感じているのかというと、
「育児休暇からの円滑な職場復帰に向けた支援」・・・20.9%
「女性管理職の登用の増加」・・・20.4%
「短時間勤務、パートやアルバイトなどの勤務体系の柔軟性」・・・11.6%
というのが上位の回答でした。
回答の男女比較では、当事者の女性のほうが変化を「感じていない」割合(46.4%)が、男性(36.2%)より10.2ポイント高く、男女間において意識の違いがあることがわかりました!
■女性が“働きにくい理由”でも男女差があると判明!
男性が考える“女性が働きにくい理由”は「業務内容や積極的に働ける環境づくりが満足いくものになっていない」が最も多かったです。
しかし女性は「人間関係がうまくいかないこと」が最も働きにくい理由としてあげている方が多く、女性は何よりも人間関係
を重要視していることがわかりました!
うむうむ。うなずけます! 男たちは女子をまだまだ全然分かっていないようですね……。
■女性が職場復帰で最も必要なことは?
結婚・出産を経ても尚女性が職場で活躍し続けるために、最も重要だと思うことを女性に聞いたところ、
「育児休暇からの円滑な職場復帰に向けた支援」・・・16.1%
と回答した人が最も多く、女性たちが子作りに励むことが出来ない背景がここにあることが伺える結果に。
続いて、「職場での人間関係」・・・14.2%
「短時間勤務、パートやアルバイトなどの勤務体系の柔軟性」・・・13.7%
と回答した人が多かったです。
育児休暇後に円滑な職場復帰をできるのか、という懸念が拭えず、子どもを授からないままに歳を重ねる女性が増えている昨今。この現状を真摯に受け止め、育休後の支援やサポート体制を日本全体で整えていくことが重要だと、このアンケートから読み取れました!
男女間の意識の差も埋めて行きながら、女性たちが働きやすい環境になることを願うばかりです……。
いかがでしたか?
女性たちが、仕事と家庭の両立がしやすい環境が整っていけば、少子化問題や、女性陣が抱える多くの悩みが改善していきそうですよね。
まずは、今回の調査結果を見た、会社幹部の男性陣が女性の気持ちをうまく汲み取ってくれるようになることを心から祈ります!