今を大切にすることと、未来のために今を犠牲にすることと、優劣はつけられないのは百も承知で、ただ一つ言えることはポジティブに捉えると不安は解消されるということ。
でも今出来ないことはいつまでたっても出来ないと賢者は言う。
クラインの壺ごとくどうどう巡りではありますが…
答えが見出せない時には助けてくれる言葉。
◆幸せとは
「アイデンティティなんて必要ない。 それが何になるというのだ。 太陽は、自分が輝いていることを知らない。 あなたは、自分の光をみようとしている。
それは、自分では見えないし、見る必要がないものだ」
ガユーナ セアロ(ミャンマーで高僧になった日本人)の言葉
太陽は自分のために光っているのではありません。自分以外のものを照らすために光っているのです。
人も同じかもしれません。
人は自分のために生きているのではありません。誰かを幸せにするために生きているのです。
だから、自分で自分の姿は見えない。他人の姿しか見えない。
夜回り先生 水谷修さんは、
深夜に繁華街をうろついている少年たちに、こう言うのだそうです。
「靴磨きひとつでもいい。
どんな小さなことでもいい。
家に帰って、お父さん、お母さんを喜ばすことをしてごらん」
そして、親の喜ぶ顔を見た少年は、更生するのだそうです。
人は誰かを幸せにすることでしか幸せになれないのです。
自分探しは、もういい。
自分を変えようとするのも、もうやめよう。
それよりも、
目の前にいる人を幸せにすることを考えよう。