ヘアドネーションの勉強！大阪へ見学に行って参りました！

2018

10Oct

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こんにちは！浅草橋の美容師アコール代表の中澤です！
久し振りに美容業界に関わるブログを記事にします。それもヘアドネ。
やっとの事で念願叶い、今回はずっと行きたかったジャーダックさんに行って来ました。場所は大阪市北区豊崎。最寄駅は中津駅です。
ちなみのジャーダックとは【ジャパンヘアドネーションアンドチャリティ】の頭文字からできている様です。
まず7月にアポを取るため連絡すると、9月以降にしてほしいとの事。やはりお忙しい模様。9月は自分が忙しかったので10月にお願いしました。
アポイントを取ってから日数が経っていたので、前日にリマインドメールをしようかとも思ったのですが、忙しいイメージがあったので控える事にしました。
当日は飛行機で行ったのですが、飛行機の待ち時間に場所を確認するためにホームページを検索するとこんな文字が…。
「現在、非常に多くのヘアドネーションが寄せられており、事務局が大変手狭になっております。うず高く積み上げられた送付物が崩れたりすると大変危険なため、一時、ご見学の受け入れをストップさせていただきます。」
あれ？大丈夫かな？
急に不安になります。見学出来なかったらどうしよう…。見学できても迷惑かけたらどうしよう…。
早めに到着し建物を確認しますが、まだ約束の20分前。中津駅周辺を探索します。
結構時間を潰した気がし、建物に戻るとまだ10分前。
目的地はビルの8階なので階段でゆっくり登れば丁度いいかなと思うも階段で上がれるのは2階まで。エレベーターに乗ると約束の7分前に着いてしまいました。
早過ぎるかなと思いつつも「見学出来なかったらどうしよう」と自分の事しか考えられない余裕のない僕はインターホンを押していました。
なのに押して間も無く、笑顔で迎えて頂きました。このお出迎えにどれだけ救われたか。感謝しかございません。お忙しい中ありがとうございます。
中に案内され、挨拶を済ませて、名刺がない事に気が付きます…。これが僕の残念なところ…。
写真も自由、質問も自由、迎えてくれた方々の印象は丁寧で謙虚。
チャリティに積極的に参加されている方はこんなにもステキな方々なのでしょうか。
神々し過ぎて罪悪感すら感じます。
今回の目的は提供して下さるお客様の髪を有効活用する為に勉強をする事。
・切り方
・束ね方
・送り方
僕の知識不足で、お客様の大切な髪を無駄にする訳にはいきません。
そして提供して下さる髪は、なるべくウィッグになる事をお客様は望んでいる事でしょう。
簡潔に確認できた事実を述べると
・送った髪で無駄になるものはない
・1番長いところが31cm以上あればウィッグになる
・万が一31cm満たなくてもと転売でき資金源になる
でした。
実際に自分の髪を送ったものの「この僕の髪をのせられた子供は軽い罰ゲームだろ」と思いつつも提供したのですが、その加工技術の凄いこと。

↓真ん中の毛束が加工後の毛束だそうです！

↓こんな風に長さを選別しているそうです！

↓長さによって分けられます！

↓加工手順の資料もみせて頂きました！

ホームページに記載されている通り、引っ張って切れなければ問題なく、基本どんな髪でもキレイに丈夫に加工されて戻ってくる様です。
これがわかっただけで自信を持ってお客様にご案内出来ます。
どんな髪でも役に立てますよと！
中にはご年配の方などは僕と同じ不安を抱えている様です。
若い方でもダメージを気にしている方もいます。
髪質にコンプレックスを感じている方も恐る恐る協力してくれます。
それでも大丈夫です！みんな大丈夫です！引っ張って切れなければ大丈夫なんです！
これ際分かれば問題ありません。
自信を持ってお客様に説明できます。
この度は本当にありがとうございました。
これでお客様にも安心して頂きながら、少しでもお役に立てそうです。
40歳までは自分の事しか考えていない人生でした。
40歳を過ぎて、これを機に、恩返し出来る、人様のお役に立てる人生にしたいと思います。
自分自身も2度目のヘアドネーションを目指してまた髪を伸ばして参ります。
お見苦しくないようキレイに伸ばして参ります。
人様のお役に立てるサロンも目指して頑張りますので、これからもどうぞよろしくお願い致します！