こんにちは！浅草橋の美容室アコール代表の中澤です！

「若いって素晴らしい！」って感じた1日でした。

あの純粋無垢な眼差し。眩しすぎます。

僕も美容学生の時は単純に美容師って『おしゃれな格好して、可愛い髪型作って、お客様と楽しくおしゃべりしてる』くらいのイメージしか持っていませんでした。

今日お話しした美容学生も同じ様子。かわいそうに…。笑

現実は大半が『立ち仕事で休みはもちろん休憩すらいつ取れるかわからず、当たり前のように残業をし、自己成長より売上至上主義の経営に辟易する』大袈裟なようであながち間違ってはおりません。

ちょっと悪い言い方をしましたが、残念ながら今の美容業界はこんなものでしょう。

優先順位として会社の存続がなければ、従業員を雇うことも還元することも出来ません。

悲しいかな美容業界はかつてない競争の中で戦っているので、ゆとりのある美容室も少ないようです。なので結果的に従業員にもそれなりに負担がかかり、美容業に専念出来ない。

こんなサロンは山ほどあります。

独立開業してからすっかりしがらみがなくなり、美容学生の時の『おしゃれな格好して、可愛い髪型作って、お客様と楽しくおしゃべりしてる』が実現出来るようになりました。（僕がおしゃれかは置いておいて）

なので学生のうちに、しっかり美容業界の現実を知り、その上で自分にあったサロンを選んでもらいたいものです。そんな気持ちで参加し話して来ました。

説明会の時の近隣のサロンでは「営業後の練習にも先輩は嫌な顔せず付き合ってくれる」とか「うちは営業後の練習は強制していませんよ」とか…。

そもそも営業後の練習は厚生労働省は仕事として定義していますからね！ちゃんと残業代払いましょうね！強制してないって言っても先輩が残ってたら帰る訳にはいかないんですからね！

労働基準法を理解しているサロン様も多く、それでもやっていないか出来ていないから、だから美容業界のイメージが悪くなるんですよ！と。僕のブースに話しを聞きに来てくれた学生には伝えておきました。こっそりと。

サロン説明会後は、学科担当に横川先生と美容業界の悲しい現実についてお話しさせて頂き帰路につきました。

僕は自分の利益の為のだけのサロン経営はしておりません。

美容業界に健全な経営を示し、ブラックな経営をしなくても成り立つ事を証明し、モデルサロンとなる事が目的です。

世の中から「美容師って大変ね」って言葉を無くしたいです。「美容師っていいね」と。本気です。

そして情熱大陸にも出る…。笑

もちろんご来店下さるお客様にご迷惑はかけません。

お客様あってのサロン経営であり、その中からはじめて美容学生の意識改革が出来るのですから！

これからもっと！お客様にとって、美容学校や美容学生にとって必要な存在を目指して頑張ります！

 

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