本はよく読みます。経営指南書から漫画、宗教関係から哲学書まで。
さすがにおとぎ話は読んでおらず、下記のほとんどはわかりませんが、ちょっと読みたくなりますね!
進撃の巨人5巻の読み途中ですが、それどころでは無いはずっ!
【子ども向けのお伽話から大人が学べる大切なレッスン】
子どものころ、動物が出てくる寓話は、本や漫画の世界への大切な入口でした。でも、大人になると、それらのお話が教えてくれたことを忘れている場合が多いのでは? そこで、聞いたことのある話、ない話も含めて、何歳になってもためになる寓話を紹介します。
『アリとキリギリス』──先のことを考えておくのは大切
物語:アリたちは、寒い厳しい冬に備えて、夏の間ずっと頑張って働いていました。それに対して、キリギリスは夏の間ずっと歌い、遊びまわり、なぜアリは一生懸命働いているのか疑問に感じていました。冬が来ると、キリギリスは何も食べられず、飢え死にしそうになりました。アリはキリギリスを助け、キリギリスはようやく、アリが一生懸命働いていた理由を理解しました。
教え:それが今必要ないからといって、ずっと先延ばしするべきではありません。時間をとって、楽しいことをするのも大事ですが、心の片隅にアリを置いておきましょう。真冬までヒーターを買うのを待ちたくないし、出発の日に航空券を買いたくないし、締め切りの当日に作文を書きたくないし、人生の終盤で貯金を始めたくないでしょう? 先送りをやめて、先を見越して行動しましょう。
『川面に映った犬』──自分の持っているものに満足しましょう
物語:犬が大きい骨を見つけ、家に帰ろうとしていました。その途中、川を通り、川面に映った自分を見ました。そこで、犬は「もっと大きくて良い骨を持っている別の犬がいる」と思い、川面に映った自分に対して吠え、川面に映った骨をとろうとしました。ところが、吠えたとたんに口にくわえていた骨を川の中に落としてしまい、結局、何も持ちかえることができませんでした。
教え:私たちは自分が持っている以上のものを求めます。でも、今の自分が持っているものを確認してみると、今持っているもので充分だと実感します。とはいえ、よりよいものを求めるべきではない、という意味ではなく、いつも「今以上」を求めてしまう状況に気を付けることが大事です。もっと良いケーキを、と求め続けた結果、何も手に入れられない、ということになりかねませんから…。
『からすと水差し』──うまくいかなそうでも、あきらめないこと!
物語:すごく暑い日に、カラスが水を探して飛んでいました。カラスは水差しを見つけました。でも、くちばしを入れてみたら、水に届きませんでした。カラスはなんとか水にくちばしをつけようと努力しましたが、届かず、だんだん脱水状態になってきました。あきらめて、水を飲めない自分の運命を受け入れるしかない、と思った時、小さい小石を入れて、水差しの水量がくちばしに届くようにすればよい、と思いつき、実行しました。
教え:意志あるところに道は開ける。どんな問題に直面した時も、大事なのは粘り強さです。どんな悲惨な状況でも、解決策は見つかるのですから。どんなことも、こつこつ続けましょう。元プロホッケー選手のウェイン・グレツキーさんも言っていました。「打たなければ、100%ゴールは決まらない」。
『猫の鈴』──アイデアより実行することが大事
物語:ネズミ一家は、1日中自分たちを獲ろうと狙っている猫を恐れ、びくびくしながら毎日過ごしていました。気の休まる時がない状況に疲れたネズミたちは、問題を解決するアイデアを考えました。しばらくして、若いネズミが名案を思い付きました。猫の首に鈴をつければ、近づいた時に分かるし、逃げ遅れることもない、と言うのです。年配の、最も賢いネズミ以外全員がそのアイデアに賛成しました。その老ネズミは言いました。「計画、理論には賛成だが、誰が猫に鈴をつけるのかい?」
教え:問題解決には名案が必要ですが、もっと必要なのは、そのアイデアを実行する方法を知っておくことです。鍵のかかった家に入る時、鍵がなければ入れません。職場でも日常生活でも、名案を思い付いたら、その実行可能性を検討したうえで、発表しましょう。実行する方法が分からなかったら、アドバイスを求めるのは大丈夫。でも、実行できそうかどうか分かる前に、素晴らしいアイデアを自慢するのは、やめておきましょう。
『お母さんガニと子ど