毎日毎日、投資という名の浪費を繰り返しています。
どうも太っ腹で豪快な方がかっこいいと勘違いしている節もあります。
今日はこれから鎌倉旅行です。
どうしても旅でのお金の使い方はより豪快になるので、浪費と投資を吐き違えずに半年振りの二連休を楽しんで来ますっ!
【15年間お金を使わずに生活する女性。とても豊かな生き方】
15年間、お金を一切使わずに生活している女性がいる。彼女はホームレスではなく、とても豊かだ。
学校教師や精神科医師という職業を経験してきたハイデマリー・シュヴァルマーさん(69歳)は1989年、ドルトムント市に引っ越してきた際、多くのホームレスの姿を目の当たりにし、驚愕した。彼らのために何かできないかと考えた彼女は、1994年「譲り合いセンター(Give and take central)」を設立する。ここはお金を使わずに価値と価値を直接交換する施設だ。
たとえば、物々交換や、車に関するサービスを提供する見返りに、配管サービスなど別のサービスを受けられる。価値と価値をお金を通さずに交換する。この施設は、数多くの失業者の助けとなり、彼女のアイデアを真似した施設が、ドイツに多数誕生することになった。
彼女自身、施設設立から2年後に仕事を辞めることになる。さらに、子どもが大きくなり家を出て行くと、身の回りの不要なものはすべて廃棄、住んでいたアパートさえも引き払った。当初は1年間だけの実験であったはずが、その生活は、すでに15年間も続いているという。
仕事は家事や雑用だ。一晩泊める代わりに家中のことがはかどるのは、主婦にとっては大きな助けになる。彼女が働く場所はいくらでもあるのだ。彼女の生活に必要な荷物は、スーツケース1個のみ。必要なものはそれだけで、緊急時のために蓄えている200ポンド(約2万2000円)以外は、すべてのお金を寄付している。自身が書いた著書やドキュメンタリー映画の売り上げもすべて寄付しているようだ。
『Living Without Money』-trailer-
『お金』というツールを使わずに現代社会を生きるのは相当な困難を強いられるだろう。しかし彼女の行動や生き様から学ぶことは、多いのではないか。