こんにちは！浅草橋の美容室アコール代表の中澤です！

行って来ました福島県いわき市！

近いようで遠い、遠いようで近い不思議な距離でした。

全国に約190校の美容学校があると言われているので、いずれは全ての学校で僕が授業をし『美容師は楽しくてやりがいがあり、短時間労働で高収入である』事を実証し、解いて回る事を使命と勝手に思っております。

目指せホワイト企業！目指せ情熱大陸！

その為の採用活動、そして学校授業。

いわき行きのきっかけは美容学校の教員資格取得の際に知り合った先生が、福島県いわき市の美容学校に在籍である事。

またこの先生が素晴らしい先生である事。

そんな理由を付け、行って来た次第でございます。

担当して下さったのは深谷教頭先生。（ちゃんと知り合った八代先生にもご挨拶出来ました）

 

↓60年以上の歴史ある学校！全国で活躍する生徒が在籍する実力校です！

↓左が八代先生で右が深谷教頭先生！ちなみに真ん中のポスターのカメラマンも八代先生で、30年度生も募集中とのことです！

 

そして話しの流れで定員割れしている全国の美容学校の話に。

「少子化のせいで」と言われておりましたが、すかさず「実際は美容室のせいでしょう」と僕。

なんせ労働時間が長く低収入な業界ですから成り手が減っているようです。実務は楽しいんですけどね。

過去を紐解くと、もともと美容室は個人経営のお店が主流でした。なのであんまり労働基準法は関係ありませんでした。

そんな個人経営の美容室が人を雇うようになりました。ちゃんと労働基準法を理解している経営者は少なかったと思います。

少しづつ個人経営だった美容室の法人化が進みます。それでも師弟関係や従事関係がなくなる訳ではありません。

そのうち雇われる側や美容学生も、将来独立するより企業化した美容室での安心安定を求め、そういう職場を選びはじめます。

更にマイナンバー制度が始まり、慌てて労働環境整備に取り組むも経費が圧迫してうまくいかない美容室も多くなります。

美容室側の労働環境が整備されないまま、独立願望の少ない安心安定を求める雇用者が増えます。

結果的に『美容室は労働環境が悪い』だけが独り歩きしていきます。

どの美容室も頑張っているのに。

でも環境整備出来るのに、していない美容室があるのも現実です。利益減っちゃいますからね。例え環境を整え甘々な事していても美容師として劇的に成長する訳でもないですし。

そもそも他業種である、相撲界で労働基準法は適応されているでしょうか。ないでしょうね。

プロ野球界やサッカー界では？じゃあ美容業界って？と思うのですが…。

話しをしていると、教頭先生は美容学校の労働環境をも考えているようでした。

有給はちゃんと取らしてあげたい。残業はさせたくない。素晴らしい！

僕は何もいっぱい休んで、いっぱい働かない事が正しいとは思っておりません。

経営者目線で理想を言うと『休めって言ってるのに働くんだよね』です。自主的に働く分は残業となりませんから。しかもそれでしっかり結果を伸ばしていく。そんなんであればありがい。笑

でもそんなバランスを保っていくのは正直難しいです。

またこの時代は特に難しい話しでしょう。

僕は働くスタッフを幸せしたい、という気持ちと合わせて『スタッフの家族も大切にしたい』という気持ちが強くあります。

スタッフの幸せだけなら労働時間を超え、トレーニングをする事も必要になるでしょう。

でもスタッフの家族の幸せを考えると、遅くまでトレーニングする事が親御さんの心配に変わる場合もあります。

また家族でなくとも、友達や恋人を不安にさせるようでは幸せな職場とは思いません。

そんな話しを教頭先生とし、僕の出来る事やしている事、僕なりに学生や学校のために出来る事を話して来ました。

果たしてちゃん教頭先生の心に刺さったか…。

今後、美容業界の改革のため、この地道な活動を続けていこうと思います。

ひとまず今日はお時間頂きありがとうございました！

また必ず伺います！

そしていわきはただただ楽しく、美味しかったです！

 

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