今の自分に一番必要かもしれません…。
素直さ…。
我が強く、自信たっぷりのボク。
もう少し、素直さ、謙遜さ、などが加わるともっと良くなるのは分かっているのですが…。
特に親しい人やお付き合いの長い方には甘えちゃうんですよね!
【「素直さ」をはぐくむレッスン】
仕事や恋愛が上手く続く方が心がけているコツのひとつに「素直さ」があります。
ここでの素直さとは「相手の言うことを鵜呑みにして、すべて言うことをきく」ということではありません。
そうではなく「まずは相手のことを否定せずに、言っていることを言葉のまま受け取る、理解する」ということです。
この「言葉のまま受け取る」というコツがつかめると、パートナーとケンカすることが格段に減っていきます。
今回は、愛を末永く続けていくための素直さを育てるレッスンをお伝えしていきたいと思います。
●素直になれないとき、心のなかで何が起きているの?
わたしたちが素直に受けとれないとき、わたしたちの心のなかには「この話を受けとってしまったら、自分は相手に圧倒されてしまうかもしれない」という恐怖や不安が存在しているんですね。
自分のなかに不安があるために、たとえば「その言葉を受け容れたら、自分がなくなってしまうのではないか?」という不安定な感覚になり、その結果、自分でもそうしたいわけではないのに、相手の言葉を反射的に、さえぎってしまったり、否定してしまったりします。
このとき、決して悪気や相手を傷つけようとする気持ちはもちろんありません。
ただ、事情が分からない相手には「頭ごなしに否定された」と感じさせてしまい、本来、受け容れあうはずの恋愛が、最悪の場合、批判合戦となってしまいます。
●素直になるには、相手の意見を「いったん並べる」こと
ここで大切なことは、「相手の意見をいったん受けとったとしても、それは決して、相手に支配されたり、言いなりになることではない」と理解をすることです。
相手の意見を受けとるということは、まるで相手の意見を、ドレッサーの上にマニキュアを並べるように、「この人はこんな意見を持っているんだ」と、それを「多くの意見のなかのひとつ」というように並べてみることをイメージしてみましょう。
そんなイメージをしながらであれば、相手の意見を受けとることも怖れがなくなってくるはずです。
こうしていったん、「あなたの意見はわかりました」と受けとると、相手も「受けとってもらえた」と安心することができるんですね。
●いったん受け取ってから、自分の意見を伝えること
そして、一度受けとってしまえば、そこから後は自分の意見を言ったとしても、相手に「否定されている」「反抗されている」という印象を与えることはありません。
むしろ、しっかりと意見を持っている女性だなと感じてもらうことができます。
相手の言葉をさえぎってしまったり、反論したり、聞いているかどうかわからないような返事をしたり、あるいは、無視したりしてしまうと、この「素直さ」から遠ざかってしまいますが、こうして受けとめ合うことができれば、しっかりと対等な関係を築き、お互いの意見を伝えながら、幸せな関係を創っていくことができます。
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あなたは今、どれくらい、相手の意見を受けとったり、並べたりすることができていますか?
まずは相手の意見を化粧品のひとつのように自分の前に並べて、そこからその意見を取り入れるかどうか、自分で選択する心のクセをつけてみてくださいね。
こうしたちょっとしたクセをつけることで、どんどん人との関係が幸せに変わっていくことでしょう。