こんにちは!浅草橋の美容室アコール代表の中澤です!
先日から2016年度の採用活動が始まり、相変わらず、暑苦しいテンションで美容学校の採用担当者のご挨拶へと回っておりますが、ふと、自分に何が出来るだろうと自問自答。美容学校と美容学生に対してです。
幾度となく記事に文字にしておりますが、現在美容学生が減っております。また「美容師になりたいっ」って子に対し大半が「美容師って大変だよ」と言われ、いったん引き止められてしまう業界でもあります。残念ながらこれらは現実です。
美容学校もいろんな形で、美容師の可能性、素晴らしさ、楽しさを伝えていますが、まだまだ一般的な印象は「美容師は大変」というイメージから抜け出せていないように思います。
きっと何の仕事も大変で、その大変さがあるから成長やら達成感からのやりがいを感じる要素にもなっているはずなのですが…。
そして僕は行く先々の美容学校で「学生の就職先である美容室が変わらなければいけないんですっ」と言ってはみるものの、具体的な対策は他の新鋭サロン様と似たようなもの。
特別な事も出来ておらず、もちろん実績もありません。
そこで何かの実績と2016年度の採用に当たり、大きな武器となる、面白企画をやっちゃおうと思います。
それが、【有給消化率100%】【労働時間厳守】【残業0時間】の3つです!
新人スタッフが来る前に具体策を立てられて良かった!
まず【有給消化率100%】ですが、法定通りなので、半年後から初年度内に10日間の休みを与えます。必ず与えます。
次に【労働時間厳守】は営業時間を労働時間に当てはめると、週58時間になります。小さいサロンなのですが週44時間まで圧縮しなければなりません。でもそこは出勤時間と帰宅時間で調整します。また変動労働時間でお休みでも調整できます。これでクリアです。
美容業界で一番厄介なのが【残業0時間】です。法定時間外労働というやつですね。なぜかというとトレーニングは労働時間になるのか?というグレーゾーンがあるからです。我々の技術向上は自分の将来の為であり、一番のやりがいである、お客様を笑顔にするためです。
決して会社のために頑張れ!なんてどこのサロン様でも思っていないでしょう。
なのにトレーニングが強制か任意か、本人の受け取り方次第で白にも黒にもなります。
そこで考えたので労働時間を週40時間まで圧縮し、残りの4時間をトレーニング時間に充てることです。
ちなみにサブロク協定(36協定)を締結して労働基準監督署に届出することによって労働基準法違反にならなくなる、という小さなサロンの味方もありますが、あえて労働基準法第32条を守ることにより、美容業界の改革への挑戦があるように思います。
とにかく宣言したからには、しっかりやり通そうと思います。
本音を言えば、厳しいとか大変と言われる美容業界に、「労働基準法うんぬんを持ち出す輩が大成するもんか!」と昭和な考えの僕ですが、こんなことを繰り返していたら、そもそも美容師がいなくなっちゃいます。
こういう極致にたどり着けたもの、7ヶ月間も一人寂しくサロンワークをし、一人で運営する手段と、また採用の大変さを合わせて感じ取ることが出来たお陰です!
まずは1年!結果を出します!どうぞお楽しみに!!
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