こんにちは!浅草橋の美容室アコール代表の中澤です!
以前から気になっていた本をようやく読み終えました。
その本はヘアドネーションにまつわる本で、別司芳子著の『髪がつなぐ物語』です。
知人の書店員から「本は本屋で買ってくれ」と言われ指導され、脱ア◯ゾンの為なかなか手に入らなかった一冊。
ちなみに児童書で、対象年齢は11歳、12歳となっております。僕は41歳(笑)
振り仮名はもちろん、難しい言葉には説明までついているので、最終学歴の乏しい41歳の僕でも理解できる優しい文章です。
この本には、小学生の女の子目線から、ヘアドネーションの出来た経緯や今に至るまで、などが書かれています。
・日本で最初に出来たNPO法人は美容師さんがつくった
・それまでは海外のボランティア団体に送られていた
・送られた髪の均一化のトリートメント処理は海外に外注している
などなど。
この本を読んで知ったことがたくさんありました。
また髪の送り方や束ね方の記載があります。
『一つに束ねてあると切り口が不揃いになる』と…。
あ、これ僕やっちゃってます。
理由はいくつかあり、
・切り口よりも毛先の不揃いを揃えるため
・下に下ろして複数に結わくと、長さが足りなくなるため
・そもそもお客様のヘアデザインのため
言い訳はたくさんありますが、これらをクリアにして、お客様にとってもヘアドネーションチャリティにとっても必要とされるサロンでありたいと思います。
改めてヘアドネーションの大切さと難しさを知った一冊でした。
より多くの皆様に、手に取っていただきたい本であります。
本の最後に書かれております。
「本書の著者印税は、病気やけがで髪を無くした子供たちにウィッグを提供するNPO法人JHD&Cに全額寄付されます」と。
お店にも置いてありますが、興味のある方は是非!
http://www.shinko-keirin.co.jp/bunken/book/823150/
◇いつでもカンタンWEB予約はこちらから♪