こんにちは!浅草橋の美容室アコール代表の中澤です!
ここ数日、教育とは?を自問自答しておりました。
良いタイミングで、お世話になりっぱなしのメーカーさんとお話しする機会もあり、そこでも美容業界の大きな課題は『採用と教育』という事を伺いました。
同じ立場の知人や、部下を抱えるお客様、事業主さんとお話ししていても似たようなお話しを聞くので、概ね問題点は同じなんでしょう。
今現在、アルバイトがシャンプーデビューしてから、お客様のシャンプーをお願いしていますが有難い事に好評です。ありがとうございます。
先日もお伝えしましたが、このシャンプーを習得するのに約4カ月かかりました。
長くかかり過ぎたかな?と思いつつも、結果お客様が喜んでくださり、アルバイトも納得しているようです。
ですが、仮にこのペースでカリキュラムを進めていくとお客様をカット出来る『スタイリスト』になるまで3年以上かかってしまいます。
早い事が大切ではありませんが、新しい発見があるので早くスタイリストへなるに越したことはなく、当サロンでも2年を目標としていて、更には実績をつくらないと掲げているサロンの売りが嘘になります。
知人オーナーに相談すると、「うちは学校と同じ様に練習期間を定めてるよ」との事。
何でも教わる側のスタッフに合わせるでなく、カリキュラムにスタッフを合わせてもらう斬新なアイディア。
シャンプーの練習期間が1カ月ならそれ以上は教えず、先に進むらしい。なんと無慈悲。まぁお給料も発生してますし、それで予定通り進むのならありですね。
また僕のお世話になったサロンでは、入社してから1年半でスタイリストデビューしているとの事。
しかもすでに自分の力で売上を50万円以上も稼いでいるらしい!ある特別なスタッフだけでなく、ほとんどのスタッフが同じ結果という事実。普通にあり得ません。
正直、詰め込めば1年半で技術を教え込む事は出来ます。僕も過去にはそういう指導をし、実績も残しております。なので技術を教える自信はあるのですが、その技術を生かし売上を立てる、つまりはお客様を喜ばし増やしていく事はまるで別のスキルです。
別のスキルというか、一言で人間力でしょうか。コミニケーション能力とか提案力など…。
それらも一緒に育てるのに大切なのは本人の『高い志と高いモチベーション』と思っております。
本人がやりたいと思わなければ前に進みません。また向上心がなければ一緒です。
技術を教えつつ、心もやる気も育てていく。こりゃ大変だ。
確かに本人の適性もあるでしょう。
でも技と心を同時に育てる力があれば、小さな僕のサロンでも早期育成、早期活躍が可能となります。
どこの地域でも環境でも通用する技術を教える事は出来る自信も実績もあります。
でもそれを活かす技術と実績はまだありません…。
これが自分の課題なんだなと気付けた期間でもありました。
目指す期間内に、本人の個性を最大限生かし、働く側の自己満足でなく、お客様に喜んで頂けたら、そこが一つのゴールです。
結果的に進む方向は見えたものの具体策が浮かばず、まだ教育に対する答えは出ておりませんが、常に意識し、常に考え、常に行動していこうと思います!
明日2月1日は美容師になるための国家試験があります。
採用が決まったスタッフにプレッシャーにならない程度の応援メールを送り、静かに合格を祈りたいと思います。
頑張れ美容学生!
もっと頑張れ!自分!!
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↓後輩にたっぷりみかんをいただきました!ありがとう!でも気を遣わず手ぶらでおいで!