こんにちは、浅草橋の美容室アコール代表の中澤です。

みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

こちらは変わりなく過ごしているつもりですが、やはり激変してしまいました。

現在は電車も乗らず、お店と住居代わりにしている事務所とを裏口で行き来し、必要なものを必要な分だけ手に入れるべく、徒歩15秒のローソ◯と肉のハナマ◯に行くくらいの毎日です。

そして仕事はと言うと、営業時間を短縮し、スタッフは休ませて、予約分だけひっそりと行っております。

気持ちの面では、だいぶ落ち着いたというか、覚悟を決めたというか、当初の不安は減って参りました。

緊急事態宣言が出た当初は、営業を自粛すべきか悩み、家賃交渉も上手くいかず、スタッフの給料を捻出できるか分からず資金繰りにも悩み、助成金や給付金も当てにならず、不安で仕方なかったのですが、自分の事しか考えていなかったと気付き、周りや社会を見て、もっと自分の出来る事はと考えていたら、結局美容師の本質に辿り着きました。

『自分の技術でお客様を笑顔にする』ということ。

これしかありませんでした。

またこれに行き着いた、友人から得た言葉もあります。

以下

石田梅岩の「職業に貴賎なし」の言葉が好きだ。

色んな職種があるけどそれは社会的な役割の違いであって人間価値の上下・貴賎に起因しない。政治、医療、介護、運送、飲食、サービス、建築、製造、公務員。どの仕事も社会に必要だから存在してるわけで、だからこそそれぞれの職種の中で今出来る事を、特定の人達にしわ寄せが行かない様にするのが、他職を思いやる気持ちが、時間を稼いでやるのが漢の勤めじゃい！！

稀に良い事を言います。

30年来の付き合いで、バカ話ししか記憶にないのですが、良い刺激にもなりました。

またお客様からも「開いてて良かった」「切ってスッキリした」「気分転換になった」などお言葉を頂き、この仕事を続けて来て良かったと改めて感じております。

今更ながら、どうやら僕はこの仕事が大好きの様です。

なので、細々と営業することにした次第でございますが、これからもお客様に安心してもらえる様に、最善の努力を尽くし営業して参ります。

みなさまの健康と安全と、心から祈っております。

 

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