美容師さんでカットの上手い下手という論議が時折交わされます。
僕の中で三つの定義があるので聞いてください。
①お客様がイメージしていること100%理解できる、または担当する美容師側のイメージしていることが100%お客様に伝えられる
②そのイメージしたことを100%表現しカタチにできる
③そのスタイルが似合っている
以上です。
案外①が出来ていないケースが多いのではないのでしょうか。このお客様と美容師側のイメージのギャップが誤解を生むんですね。理解しているつもりになっていたり、伝えたつもりになっていたり。かわいいや叶えたいポイントが少しでもズレるだけで、全く違うスタイルになり、
「この人わかってない (怒)」
「この人下手(怒)」
になってしまいます。
②はひたすら練習が必要です。ベースのスタイルが何かを判断し、シルエットとテクスチャを表現する技法を瞬時にイメージし体現します。
③は出来る出来ないのジャッジも合わせて必要です。髪質や骨格、生えぐせなどで、時にはカットだけでは表現出来ない場合もあります。また似合わせる為のアドバイスもプロとして大切ではないでしょうか。
これらを踏まえると、趣味趣向の合う美容師さんに巡り会うため共通項を探ったり、またお客様側けらも確かな意思表示で関係性を築く事も、【上手い美容師】と引き合わせる為に必要かと思います。
そんな【上手い美容師】として地域に愛されるサロンづくりを目指します!