夏も終わりのさみしいこの季節。
美容師目線で言えば、皆様のヘアカラー具合が気になります。
なぜなら夏はヘアカラーの持ちが悪く、褪色しやすい季節なのですから!
そこで、今からでも遅くはない、気を付けポイントをご紹介します!
【褪色した髪だと肌もくすんで見える!? ヘアカラーの長持ちを阻む大敵4つ】
流行のヘアメイクには欠かせないのがヘアカラー。だけど、気を抜くとあっという間に色が抜けてしまい、損した気分になることも。ヘアカラーがあまり長持ちしないという人は、もしかすると色が抜けてしまうNG行動をしているかもしれません。知らず知らずのうちにしてしまっていないかどうか、確認してみましょう。
1.染めた当日にシャンプー
暗めのカラーリングの場合はあまり問題はありませんが、ブリーチなどを施したハイトーンカラーはどうしても褪色(髪の色が抜けること)しやすいもの。とは言っても、夏場や美容室でヘアセットをした後などは、どうしても髪を洗いたくなるもの。その場合は頭皮の汚れをしっかり除去するクレンジングシャンプーなど洗い流す効果が高いものは避けて、ぬるめのお湯でソフトに洗い流す程度にとどめるのが理想的。
2.湿気
髪のダメージはカラーの定着を妨げる原因になりますが、ダメージと湿気がタッグを組むことで、ますますカラーの長持ちを妨げてしまいます。髪が痛んでいる場合、湿気などの余分な水分を過剰に吸収してしまいます。そうなるとキューティクルが開き、カラーの流出だけでなく、髪の栄養素までもが流出してしまいます。
3.紫外線
夏の強烈な紫外線は、髪にダメージを与えると共に、キューティクルをも焼いてしまうことによってヘアカラーの褪色も進めてしまいます。5月から9月頃までは紫外線量が多く、紫外線による褪色のリスクが高いからこそ、普段のヘアケアアイテムと併用して毛髪用の日焼け止めを使うのが、夏場でもヘアカラーを長持ちさせる秘訣。
4.ドライヤーのあてすぎ
浸透させた染料を流出しないためにも、髪を洗った後はキューティクルを引き締めるのが大切。とは言っても、カラーリングした髪は熱に弱いので、熱風を過剰にあてることは褪色の原因にもなりかねません。湿っている髪だと摩擦のダメージで褪色するからといって、熱風をあて続けることは避けましょう。髪全体を均一に乾かした後、冷風でキューティクルを引き締める一手間が、ヘアカラーを長く保たせる秘訣です。
お気に入りの髪色をキレイなまま、少しでも長くキープさせるために、褪色を防ぐためのポイントを覚えておきたいものですね。