こんにちは、浅草橋の美容室アコール代表の中澤です。
手術の事を知人に話すと「整形?」と散々からかわれましたが、ちゃんとした治療です。
皆様も緊急事態宣言が発令された頃の自粛期間中の時は特に、お家時間を料理や筋トレ等、自宅で出来る事で今まで中々出来なかった事に費やした方も多いかと思いますが、自分は治療とメンテナンスの時間となっておりました。
たいていの『やる事』は、重要度と緊急度とで優先順位が決まると常々思っています。
そして重要だけど緊急でないものに、僕の中では『治療とメンテナンス』が含まれていました。
思い起こせば開業してからずっと、重要かつ緊急なものばかりに追われていた気がします。
そして幸か不幸か、この自粛期間。
この期間が無ければこれからも先延ばしになり、もしかしたら永遠に治療しなかったかも知れません。
遡れば今年の始め、登山やドルフィンスイムなどで足を酷使し、膝痛足首痛を憶えます。
それにも関わらず自分の身体の硬さを嘆き、鍛錬が足りないと足腰に負担をかけながら、柔軟体操等にも勤しみます。
今年2月末頃に足の抜け間を感じますが、まだこの時は大して気にしていませんでした。
3月に入り自宅でストレッチをしていると、左足首の爪先が上がらない事に気付きます。
下垂足(かすいそく)とも呼ばれる、腓骨神経麻痺(ひこつしんけいまひ)の症状と同じようで、病名が分かったのは、同じタイミングで同じ症状になった知人のSNSからでした。
「農作業の手伝いで2時間正座の姿勢を続けたら爪先が上がらなくなった」と。
すぐに連絡をし、労いと回復の言葉と合わせて、自分も同じ状況と伝えると、先に治療を始めていた先輩がいろいろと指南してくれます。
整形外科に行っている、おすすめのサポーターがある、メチコバールというビタミンB12を処方されるなどなど。
5月に入り、整形外科での電気治療とメチコバール投与の効果か徐々に現れ、爪先の力も戻り始めます。
この腓骨神経麻痺について調べていたら、もう一つの症状も気になって来ました。
それが『下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)』という病気です。
これは数年前から患っている、立ち仕事の方に多く見られる足の病気でした。
足の付け根にある静脈の弁が壊れて逆流し、ふくらはぎ等にぼこぼこと血液が溜まる病気です。
以前からある、攣りやすい、痺れやすいも、下肢静脈瘤から現れる症状だと検索を続けると出てきます。
6月頃から、腓骨神経麻痺との因果関係が下肢静脈瘤にもあるのではと推測し、整形外科に通いながら血管内科にも通院を始めます。
そして因果関係がわからぬまま、下肢静脈瘤は自然治癒しにくい、ストッキングだけでは悪化させないくらいの効果、症状が軽い方が治療が簡単、などの説明を受けながらも、下肢静脈瘤の自覚症状はあまりなかったので、手術は正直するつもりもなく診察を受けていましたが、「今しかない」と決心した次第でございます。
7月6日に検査に行き、手術の説明を受け、血液検査と弾性ストッキングのサイズを測り、手術日を決めます。
そして先日8月3日に手術を施して参りました。
手術前日は緊張の余り眠れず、当日も冷汗と脂汗が止まらず、声も震えておりましたが、何ともあっさり終わりました。
まだ経過観察が続きますが、順調に回復しているようです。
加齢に寄る衰えは抗えませんが、様々な気になる不調は改善に向かっております。
あとはウィルス性のイボを液体窒素で壊死させる治療と、目の前で黒い物が飛ぶ飛蚊症が治れば完璧です。
身体が資本のこの仕事。
いつでも最高のパフォーマンスに繋がるよう、自身も労わりメンテナンスしながら気持ち新たに頑張ります。
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↓手術直後はかなり大げさに包帯を巻いて頂きました
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