こんにちは!浅草橋の美容室アコール代表の中澤です!
皆様のゴールデンウイークはいかがでしたでしょうか?良い時間を過ごされたことでしょう。
さて、いきなりですが、おかげさまで今年の採用活動、つまり来年度の新卒採用が順調過ぎます。
こんな小さなサロンに、こんなにたくさんの採用の申し込みがあるなんて。
現在全国で美容室は約24万軒あり、美容師の数は50万を超えると言われています。
毎年卒業の美容学生は約2万人を割り、その2万人より少ない学生を約10万軒の美容室で奪い合っているらしいです。
倍率5倍以上…。笑
そんな中、現時点でたくさんの見学者と面接希望者で戸惑いまくりです。
大手サロンであれば見学日や面接日を定め、こちら側の労力を集中させるのですが、まさかの状態で「いつでもいいよ」の軽率な一言で自分の首を絞め、後悔しております。笑
ありがたや、ありがたや。
僕のサロンの売りは大した事はありません。
基本給も福利厚生の並以下です。
ただ約束している事が『スタッフにウソをつかない事』です。いろんな意味で。
特に伝えているのは美容室でありがちな残業はさせません。仮にさせる事になったら残業代を払い謝ります。もちろん練習時間も労働時間に含むと断言しております。
…。
たったこれだけです。
僕が美容学生に話し、約束しているのは。
でもこの割と当たり前のことが美容業界では普通でなく、どうも少ないようです。
恥ずかしながら…。
「休日の講習や勉強は自分の為」
「営業後のトレーニングは自分の為」
「営業時間外の活動はお店の為に必要な事」
確かにそうです。
僕もそうでした。
美容業界の当たり前が、全て間違っていると僕も思ってはいません。
ですが労働基準法を含めて考えたらどうでしょう。(一部例外もあるようですが…)
でも…、
そんな事をしなくても人は育つのでは?
そんな事をしていては美容師に憧れる人は少なくなるのでは?
と思い、他業種では当たり前を公言したら、この有難い事態です。
残業はないよ。あったらちゃんと支払うよと。
労働時間もきっちり守り、休憩時間もしっかりあるよと。休日出勤があるほど慌ただしくないよと。
たったこれだけで申し込み者が格段に増える時代であり、今の美容業界なんです。
何だか悲しい気もします。
情報社会なので労働基準法とかブラック企業だとか、いろいろ不安になる要素も多く入ってくるのでしょう。
夢と希望しか持っていない子は少ないようです。
ゆるゆるなサロンをつくるつもりもなく、もちろん「他の美容室より労働時間が短いから』なんて理由だけで来る子は採用しません。
それでも少しでも憧れる背中を見せられるように頑張ります!
◇いつでもカンタンWEB予約はこちらから♪