グラナイトギアのクーラーボックスをなくしました。どこにも見当たらなく、いつから無いのかも憶えがありません。
ビール3本がピッタリ入る優れもの。
これからの季節に大活躍のあいつ…。
失って初めて気付くもの、気付く事。
失って初めて手に入るもの、手に入る事。
僕は退社を決め、失ったものと手に入れたものがあります。
ただただ、気付けた事と手に入れたものに感謝しています!
◆2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが起こったとき、シアトルマリナーズのイチロー選手(当時)は、「野球なんてやっている場合ではない」という新聞報道でのコメントを私は今でも忘れられません。
人にとって、野球なんてたかがちっぽけなものです、もっともっと大切なものがあるんだ、それを胸にしっかりと秘めて、今野球できることに感謝して、全力プレーをしよう、というメッセージだと、私は受け取りました。
2011年3月11日、東日本大震災で多くの方が亡くなり、被災しました。そして、悲惨な、壮絶な先が見えない不安な中で、多くの方々が人が、人と人の「絆」、「思いやり」がどれだけ大切なものかを再確認できました。
ある有名な芸能人は、飛ぶ鳥を落とす勢いで売れていた時に大勢の人が周囲に集まってきたが、いざ、売れなくった途端に、手のひらを返すように冷たい態度を取る人がほとんどでした。そんな中、売れる前と変わらず付き合ってくれる友人が数人いました。
人生にとって、本当の友人の大切さ、重要性に気づかされました。人間は、下手に豊かな、恵まれているときには本当に大事なものは見えなくなり、逆境に立たされた時に、本当に大事なものに気づくことができるそうです。そして、その大切なものが、人の生きる「目的」のようです。
「目的」を感じ合える組織、チームは本当に強い仲間になります。数字、ノルマ、優劣、勝ち負け、比較、評価などの「目標」レベルの話だけでなく、その上位概念である「目的」を感じる機会を社内のメンバーで持てれば最高です。
そのためには、多少の逆境はあった方がいいようです。そう考えると、多少のピンチなどはむしろ大歓迎な気持ちになれます。「目的」を感じるチーム、仲間はとても強い組織、会社になります。