あらためてビジネス本を読んだり、上司、先輩から教わったりしなくても、成功する方法、出世する方法、人から評価される方法を知っています。たとえば、「目標を決めましょう」「感謝しましょう」「人を批判してはいけません」等々、重要なことは皆さんもすでにご存じでしょう。
ところが、幸せになる法則を理解し、実践するだけでは、まだ不十分なのです。
そのポイントは「習慣化」です。
実践を習慣化しなければ、法則をマスターしたことになりません。
人間の行動の大半の95%は、無意識に行動しています。
朝起きて顔を洗う行動も、朝食を食べる行動も、靴を履く行動も、特に意識して行っているわけではありません。1日の行動をすべて考えていたら、脳がパンクしてしまいます。
この無意識の行動は過去のデータベース(記憶)を基にしています。習慣化とは、無意識に行動できるようになるまで、繰り返すことを言います。無意識に行動できるようになると、必ず結果がついてきます。
それまでの期間は21日間と言われています。どこかの偉い人が習慣になるには、つまり意識することなくその行動を取れるようになるには21日間を要すると。そこまでがんばればあとは無意識がさせてくれるということです。
ビジネス本などを読んで理解し、行動しても成功しないのは「習慣化」するまでやらないからです。良い行動が習慣化されれば、必ず結果が表れます。
多くの人は、習慣化される前に結果を期待し、期待通りの結果がでないと途中で諦めてしまうので、立証できないだけなのだということです。
続く…