おしゃべり好きの人といるととても居心地が良い。
そして僕は聞き上手だと思う。いや、思っていた。
相手も気持ち良さそうに話してくれるもので。
でも…。
核となる部分は聞き出せていない気がします。本音を語る信頼関係が出来ていないものとも思っていたのですが。
質問力。磨かなければならないものが、また見つかりました!
【質問する力】
仕事をしていると、自分から質問して答えを引き出せる人とうまく質問ができず教えてもらえるのを待ってしまう人がいるという話。スタッフや部下の場合、積極性、能動性という点からも前者の方が伸びる確率が高いというお話でした。ただし、主体的に動ける人ほど巣立ちやすいので悩ましくもあるようですが…。
なぜ、質問できる人が伸びるのか。いくつかの理由が考えられそうですが、質問ができるということは、
・与えられた情報を受け取るだけではなく、きちんと理解し消化しようとしている。
・目標達成に向けて行動できている(だから、ヒントが必要になる)。
・自分の課題(たとえ、それが自分が何がわからないかという初歩的なことだとしても)がわかっている。
ということだと思います。
質問をすることが、自分の頭で考え、行動し、今、自分に足りないものが何かわかっていて、それを言葉で表現できることなのだとしたら、それができる人とできない人の間には大きな差が生まれます。
質問ありき、ではありませんが、自分で考えて行動にうつすこと。まずは試してみて、「?」と思うことがあれば、臆せず尋ねること。それを意識するだけでも、前に進む力が増すのかもしれません。
ずっと質問下手で、面接の最後の「なにか質問はありますか?」でいつもつまずいていた20代の頃を思い出しながら、そんなことを考えていました。その頃より、少しは良くなった気がしますが、質問する力は常に磨き続けなければ簡単にさびてしまうもの。そのことを忘れずにいたいと思います。