髪に良い食べ物をまとめました!
大切なのはタンパク質。
髪はタンパク質ですからね。
なので今日は韓国館のスタミナ定食!
◆髪にいい栄養
食品科学専門家のJoshua Arimi博士は、「健康的でつやのある強い髪を作るには2つのキーがあり、それは”しっかりした毛包(follicle)が育つ健康的な頭皮”と”強い毛幹(hair shaft)が育つ健康的な体”だ」と話す。
そしてそれら2つを作るのに特に重要な栄養が、「たんぱく質・ヘルシーな脂肪・水・各種ビタミン・ミネラル」であるとしている。それぞれの栄養素について簡単にまとめてみる。
・たんぱく質
髪の約90%以上はケラチンというたんぱく質でできている。このケラチンを構成する元のアミノ酸であるメチオニンは、必須アミノ酸(体の中で作れないアミノ酸のこと)なので、体の中では生成できない。だから食事でたんぱく質をとらないと、髪の原料は必ず不足していくことになる。
たんぱく質が不足すると髪が細くなるだけでなく、色素細胞の機能が低下して白髪が増える。
・オメガ3脂肪酸
髪の毛幹を作ったり、頭皮の細胞膜を作ったり、頭皮や髪が乾燥するのを防ぐ油を作ったりするのに必要。青魚によく含まれていることで有名なDHAやEPA、また植物油・ナッツ類によく含まれるαリノレン酸などは、このオメガ3脂肪酸に分類される。不足すると髪が乾燥し、もろくなり、髪の毛の成長が遅くなる。ふけも増える。
・各種ビタミン
ビタミンは他の栄養素がうまく働くための潤滑油のような存在で、当然強くて美しい髪を作るためにも重要。ほとんど体内で作れないので、食事でしっかりとらないといけない。ただし過剰摂取は体によくないので注意。
ビタミンA
頭皮の新陳代謝を促進させ、健康に保つ働きがある。欠けると乾燥しやすくなる。
ビタミンB群
たんぱく質を髪にするために必要。他にも頭皮の健康を維持したり、血行をよくする働きもある。
ビタミンC
髪を太く強くするコラーゲンの生成を助ける。あとストレスを抑制してくれる働きもある。髪にストレスは天敵なので、これは重要。
ビタミンE
毛細血管を広げ、髪への栄養の運搬をスムーズにする。
・ミネラル
ミネラルも体内で作れないため、食事で摂取しないといけない。特に現代人はミネラル不足の人が多く、髪の質が悪くなってしまった場合、ミネラル不足が原因だったなんてこともある。とりすぎても毒になるため、適度にとる必要がある。
・亜鉛
様々な酵素の材料になる重要なミネラル。また、抜け毛の原因である5αリダクターゼを抑制する働きがあるとされており、抜け毛対策にとっても重要な栄養素といわれている。
・カルシウム
カルシウムが不足すると脳の神経細胞の働きが悪くなる(イライラするのはそのため)。すると髪の生成がスムーズにいかなくなり、脱毛の原因にもなりうる。
・セレニウム
とても強い抗酸化作用があり、髪の老化を防ぐ。
・鉄分
血行を良くする。